パワーリハビリテーション
老化に対するリハビリテーション
パワーリハビリテーションとは老化や怪我などの原因により、日常生活で使われなくなってしまった筋肉(不活動筋)を再び使っていき(再活動化)、立つ、歩く、座る等(動作性)の改善とともに、自信ややる気など精神性(意欲)の向上を図るリハビリプログラムです。
軽負荷なマシントレーニング
スポーツクラブで見かける「筋肥大」させる負荷の高いトレーニングではなく、「不活動筋を活性化」させることを目的としているため、軽い負荷で楽にできる有酸素運動のマシントレーニングになります。適度な有酸素運動は副交感神経を活発にし、心身ともにリラックスできる効果もあります。 一時的に重い負荷をかけてその時限りになってしまうことよりも、少ない負荷で継続して行い、運動を「習慣」にすることが大切になります。
安心安全なリハビリテーション
「私にはできないのではないか」「運動習慣がないので続けられるか自信がない」「関節に痛みを抱えているので悪化しないか心配」など色々な不安がある方でも、専門の柔道整復師の資格を持つ機能訓練指導員が一緒に行いますので、痛みのない安全な可動域で正しい関節運動ができるため、利用者さんが安心して継続しやすいプログラムになっております。
継続しやすいグループレッスン
一人では捗りにくいトレーニングも、グループレッスンで似た悩みを抱える人と一緒に行うことで継続意欲が高まり、社会交流の場も広がります。
※パワーリハビリテーションが心臓に与える影響は「入浴」よりも軽く運動によるリスクはほとんどありませんのでご安心ください。
※マシンが苦手な方には体操やストレッチ、バランス向上等のプログラムもございますのでご相談ください。
体操
全身の筋肉をゆっくり伸ばす静的ストレッチを取り入れた体操や、リズムや音楽に合わせて頭と身体を同時に使いながら、一般的なスポーツジムとは違い一人ひとりの関節可動域を考慮しながら安全に関節運動を含むリズム体操を行います。
高齢の方は筋肉が不足しているわけではなく、正しく関節が動かせていないことから必要な筋肉が使えていない状況が生まれています。
関節の痛みや自分でのコントロールが難しい関節運動も、国家資格を持つ機能訓練指導員が正しい動きをその人に合わせながら重点的に一緒に行うことにより安全に体操ができます。
リズム運動
シンプルな動きとリズムを組み合わせて、身体と頭を同時に活動させます。
一つの動きだけでなく複数の動きを取り入れることで、ひらめきや気付きにより脳が活性化されやすくなり、認知機能低下の予防を図ります。
体組成計
厚生労働省でも国基準の検査をする際に使用されるタニタ製の体組成計を導入しています。
体重、体脂肪に合わせて筋肉量や左右バランス、サルコペニアを算出するために必要なSMI指数等を計測することができます。
サービス開始の手続き
日頃の生活の中でのお困りごとにつきましては、お住まいの地域を担当する地域包括支援センターにご相談ください。
本人はもちろん、家族も相談できます。
ご利用いただける方
要支援1・2と事業対象者